【男のスキンケアは自己投資】 Vol.3 冬の乾燥は油断大敵! しっかり保湿で バリア機能と健康をキープする

JOURNAL | 読みもの 2020.12.11 Facebook Twitter はてなブックマーク

Vol.3
冬の乾燥は油断大敵!
しっかり保湿で
バリア機能と健康をキープする

冬は気温と湿度が下がり、肌にとって過酷な季節。普段、あまりスキンケアをしない方もかゆいからと何かを塗るということもあるでしょう。しかし、スキンケアは行き当たりばったりな方法ではNGです。そこで今回はかゆい季節から始める“きちんとした冬の保湿”を学んでいきましょう。

<今回のポイント>

  • 1.冬の保湿ケアはリッチなバームに着替える
  • 2.洗顔を見直して、潤いを逃がさないようにする
  • 3.一刻も早くスキンケアをルーティン化する

■スキンケアも季節に合った“着替え”が必要!

さて、冬のケアですが、乾燥を感じてから始めるのでは遅いということ。今、目立って肌にトラブルや不快感はなくても、すぐに始めることが肝心です。例えば疼痛があったときに痛み止めを服用しますが、ドクター曰く「痛みが始まってから飲むより始まる前に飲んでおいた方がよい」とのこと。もちろんこれには様々な症状や条件があり、スキンケアとまったく同じではありませんが、この先回りの考え方にも一理あると私は思っています。

日頃からスキンケアをきちんとしている人は、春~秋までは“化粧水+乳液”だったケアを“化粧水+クリームorバーム”などより保湿力が高いものにスイッチすればいいだけ。季節によって服装が変わるように、スキンケアのアイテムも着替えるというわけですね。

しかし、ケアの習慣ができていない人はかゆいから適当に保湿をしようと思っても難しいもの。自分に合っていないコスメを選んでしまってその結果が思うようにでないとコスメのせいにしがち。ここを読んでいらっしゃる方々なら大丈夫だとは思いますが、それはきちんと選べないその人自身にも責任があるのです。

■しっかり保湿に加えて、朝の洗顔を見直す

では、具体的にはどのように対処すればよいのでしょうか。まずは先述した通りに保湿力の高いアイテムを使って肌を守るのがいいでしょう。そして洗顔の見直しがあります。

たとえば朝の洗顔を体温に近いぬるま湯で流すだけにする、もしくは拭き取りにしてみてもよいかもしれません。夏のように睡眠中に皮脂や汗が多量には分泌されませんし、寝ているだけならそこまで汚れが付着するわけでもありません。そこで、冬の間だけ朝一の洗顔は軽めにして潤いを逃さず、乾燥から守ろうというわけ。

しかし洗顔をまったくしないというのは間違い。最近、一部で流行っている朝・夜ともに洗顔をお湯だけで済ますのはお勧めしません。冬場も夏に比べると少ないですが皮脂は必ず出ていて酸化しますし、一日を過ごせばホコリやウイルスなどが付着していることもあるからです。夜の洗顔においてお湯だけでこびりついたそれらを落とすのは難しい。夜は洗顔料を使ってしっかり肌をリセットする必要があります。

洗顔を済ませたら、前述したように保湿はしっかりとしたバームを使うとよいと思います。実際、私は本格的に寒くなる前から保湿剤をリッチなテクスチャーのものにシフトします。さらにコットンを使って肌が慣れているいつもの化粧水によるパックも週に1~2回採り入れ、厳しい冬を迎える準備をしているんです。パックは長くても5分程度。長すぎるとかえって肌の負担になってしまうので要注意です。

■湿度過多による“マスク荒れ”にもご用心

今年の冬は新型コロナウイルスの影響でいつもと少しだけ様相が異なります。そう、マスクの存在です。マスクをすると呼気により覆われている部分は加湿状態。外気は乾燥しているし、一見よさそうにも思えますが、実はこれも肌荒れに繋がる要素があるのです。

というのも外の湿度や温度とあまりにもマスク内の環境が異なると、外したときに一気に水分が蒸発していくおそれがあります。また、暖かい状態から急に寒くなるので、その差が大きいほど肌には大きなストレスとなり乾燥や肌荒れが助長されることになるとも考えられるのです。また、サウナのような高温多湿ですと雑菌が繁殖し、吹き出物がいつもよりできやすくもなります。いわゆるマスク荒れですね。

なので、マスクはずっとつけっぱなしがよいというわけではなく、蒸れてしまう前に人のいないところなどではそっと外して軽く換気するのも大切。その時に乾かないように唇にはリップクリームなどをつけるのもいいでしょう。余裕があればマスクが汚れない程度に軽めの保湿剤で潤いを補給してあげられるとベターですね。また不織布マスクによる摩擦が大きい場合は、やわらかな布製に替えてみて。使い捨てマスクは一日使ったら捨て、洗えるマスクは必ず洗い立ての清潔なものを使ってください。不潔なマスクは雑菌の温床ですよ。

■一刻も早くスキンケアをルーティン化する

また、普段から加湿機を使って、家の中の湿度を上げておくのも重要。40~60%が適度と言われており、それ以上は結露やカビの原因になるので加湿しすぎも注意。コロナ禍だと換気も必須なので、部屋の温度や湿度はマメにチェックしておいたほうがよいでしょう。そのために私も温湿度計を購入しようと思っています。

冬の乾燥を放っておくと春が大変になります。揺らぎ肌と言われていて、肌のバリア機能が壊れたまま花粉や黄砂を浴びると肌トラブルが起こり、それが続いてしまうのです。やはりスキンケアはルーティンに落とし込むことが大事。毎日の習慣になってさえいれば、季節や状態で適切なものにスイッチするだけでいいのですから。一刻も早く、正しい洗顔と正しい保湿、そして正しい刺激からの防御をスキンケアの基本として捉え、生活に組み込みましょう。

<今回のポイント>

  • 1.冬の保湿ケアはリッチなバームに着替える
  • 2.洗顔を見直して、潤いを逃がさないようにする
  • 3.一刻も早くスキンケアをルーティン化する
藤村 岳(ふじむら がく)
藤村 岳
ふじむら がく
男性美容研究家
1973年、東京生まれ。大学卒業後、植物関連の雑誌・書籍の編集を行い、ハーブやアロマテラピーの知識を得る。そんな中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。総合情報サイト『All About』にて「メンズコスメ」のガイドも務めている。数々のテレビ番組やラジオなどの出演のほか、講演・イベント・コスメの監修やブランディングなども行う。

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